70年

2015年8月6日
あつい あつい夏だ
今日だけが 特別な日ではない
だけれど 一つ、
考えるきっかけの日であることに違いは無い


人は忘れる生きもの。
だけれど、一度傷付いたり傷付けたのならば
それが二度起こらない様、
事実として―恨みや憎しみではなくー
こころに留めておく必要がある。

「事実」は語る側の主観が入る。
意図的な「解釈」 意図しない「解釈」が添えられる
それを分かった上で、噛み砕いていく。
強靭な顎で噛み砕いたとて それは荒い断面を見るに過ぎず
静かにゆっくりと 長くしっかり租借することでしか
真に事実を受け入れることはできない。


祈り・想いの力は大切。
でもそれで事実を歪めたり、歪んだ目で見たり
誰かを攻撃しない。戦おうとしない。
想いで都合の良い解釈を加えて、合理化したりはしない。


人は忘れる生きもの。
様々なものを捨てて生きていく。
だけれど、忘れないでいたいことがある。